
EAの概要
| ロジック概要 | 機械学習 |
|---|---|
| マーチンゲール | なし |
| グリッド | なし |
| スキャルピング | あり |
| 通貨ペア | XAUUSD |
| タイムフレーム | 1M |
フォワード(MQL5シグナル)運用実績の分析【2026年1月14日時点】
本セクションでは、MQL5上で公開されているシグナル(GoldWave signal / Shengzu Zhong)の公開データをもとに、
Goldwave EA MT5の「現時点」のフォワード成績を整理します。なお、これは将来の成績を保証するものではなく、
あくまで本日確認できる範囲のレビューです。

公開シグナルの概要(本日時点の数値)
添付のMQL5シグナル統計画面から読み取れる主な指標は以下です。
- 運用期間:33週間(長期としてはまだ十分とは言い切れない)
- 取引回数:148トレード(すでに100回以上の約定がある点は材料)
- 勝率:97.29%(Profit trades 144 / Loss trades 4)
- 成長率:355%(growth since 2025 表示)
- 最大ドローダウン:15%
- レバレッジ:1:500、初期入金:$50
期間とサンプル数:評価できる点と不足している点
フォワードは2025年5月ごろに開始し、現時点で33週間・148トレードと、短期の見栄えだけで語るには一歩進んだデータ量です。
一方で、EAの本質的なリスク(相場環境の変化・ボラティリティ急変・スプレッド拡大・スリッページなど)に耐えられるかを判断するには、
1年〜複数年規模のフォワードが欲しいのも事実です。
最大の注意点:リスクリワードが悪い(勝率の高さの裏側)
このシグナルは勝率が非常に高い一方で、平均利益より平均損失が大きい形になっています。
具体的には、平均利益がおおよそ+1.36 USDに対し、平均損失は-4.44 USDと、
損小利大ではなく「小さく勝って、負けは重い」構造です。
このタイプは、損切りが遅い(または損失を引っ張りやすい)運用になりやすく、結果として短期フォワードでは勝率が上がり、成績が良く見えがちです。
しかし、相場の急変や不利な局面が重なると、少数の負けが利益を大きく削る(あるいは曲線が崩れる)リスクがあります。
したがって、数字が魅力的に見えるほど、フォワードの経過観察が重要になります。
「後述するバックテスト」と挙動が異なる可能性
EAレビューでは、フォワードとバックテストの整合性(同じ条件で似た挙動になっているか)が重要です。
本EAは、後述するバックテスト結果と比べて明らかに挙動が異なる可能性がある点に注意が必要です。
一般論として、フォワードが良好でも、バックテストで同じ安定性が再現されない場合、
「環境依存(ブローカー差・約定差)」「相場環境の偏り」「外部要因(フィルタや裁量相当のロジック)」などが疑われます。
このEAは勝率が極めて高いタイプのため、なおさら“どの負け方をするEAか”を中心に検証すべきです。
現時点の小まとめ
MQL5でシグナルが公開され、100トレード以上の実運用データが見られる点は評価材料です。
ただし、現時点のフォワードはリスクリワードの悪さが数値に表れており、
「勝率が高い=安全」ではないことに注意が必要です。
短期で成績が良く見えるのは自然な面もあるため、今後のフォワード推移(特にドローダウン局面の耐性)を観察しながら判断するのが無難です。
バックテスト結果の分析【2026年1月14日時点】
本セクションでは、私自身がMetaTrader 5(Strategy Tester)で実施したバックテストをもとに、
Goldwave EA MT5 の挙動を整理します。なお、これは将来の成績を保証するものではなく、
本日時点で再現できた範囲の検証結果です。
バックテスト条件(私の検証設定)
- 期間:2005年1月1日〜2026年1月10日(約20年)
- 通貨ペア:XAUUSD
- 初期残高:10,000 USD
- ロットサイズ:固定 0.01 lot
- その他設定:デフォルトのまま
- スプレッド:60ポイント
残高曲線:不自然なほど“きれい”に右肩上がり
まず、残高(Balance)とエクイティ(Equity)の推移は、段差の少ない非常に滑らかな右肩上がりになりました。
いわゆる「集計曲線が美しすぎる」タイプで、視覚的にはかなり魅力的です。
ただし、レビューとして重要なのは“曲線がきれい=安全”ではないという点です。
バックテストでは約定条件や滑りが理想寄りになりやすく、また後述の通り、そもそも特定期間しか取引していないため、
この曲線だけで長期の信頼性を断定するのは危険です。
ドローダウン評価は「%」ではなく、絶対値(USD)で確認
ドローダウンを残高比(%)で語ると、残高やロット設定で印象が大きく変わります。
そのため本記事では、ロット固定(0.01)という前提のもと、エクイティDDの“絶対値”で見ます。
今回の結果では、最大エクイティ・ドローダウン(絶対値)は約 74 USDと小さく、
バックテスト上は非常に安定して見えます(※同条件・同環境での検証結果)。
リスクリワードは良好に見えるが、フォワードとは挙動が違う可能性
バックテスト上は、利益と損失のバランスが比較的整っており、数字だけ見るとリスクリワードも悪くありません。
しかし、フォワード(MQL5シグナル)では損切りが遅く、平均損失が平均利益を上回る形になっていました。
この差は重要です。つまり、バックテストのデフォルト設定と、フォワードで使われている設定(または環境)が異なる可能性があります。
同じEAでも、設定・ブローカー条件・外部フィルタ有無などで挙動は大きく変わるため、
「バックテストが良いからフォワードも同じ」とは考えないほうが安全です。
最大の違和感:2005年開始なのに、取引が始まるのは2018年以降
今回のバックテストは期間を2005年からに設定しましたが、グラフ上、取引が実際に開始されているのは2018年以降です。
つまり、2018年以前の相場に対する性能はまったく評価できません。
考えられる可能性としては、以下のようなものがあります。
- 意図的にバックテスト対象(条件)を制限している
- 特定の価格帯・ボラティリティ環境でしかトレードしない設計
- フィルタ条件が厳しく、過去の大部分は「取引しない」
どれが正しいにせよ、「20年検証」と見せかけて実質は2018年以降の検証になっている点は、
レビュー記事では明確に注意喚起すべきポイントです。
平均損益が小さい:スキャルピングEAの特徴が出ている
統計を見ると、1トレードあたりの損益(平均利益・平均損失)はいずれもかなり小さめで、
値幅を細かく抜くスキャルピング寄りの性格が読み取れます。
スキャルピングEAは、スプレッド・手数料・約定品質(滑り)に強く影響されます。
バックテストが良好でも、実運用(フォワード)で同じ形にならないことが多いため、
フォワード側の「損切りが遅い」「RRが悪い」という特徴と合わせて、慎重に見ていく必要があります。
小まとめ(バックテストから言えること/言えないこと)
- 言えること:バックテスト上は、残高曲線が非常にきれいで、最大エクイティDD(絶対値)も小さく、安定して見える
- 言えないこと:2018年以前の相場に対する性能は評価できず、またフォワードと挙動が異なる可能性が高いため、これだけで安全性は結論づけられない
バックテスト結果の分析【2026年1月14日時点】
本セクションでは、私自身がMetaTrader 5(Strategy Tester)で実施したバックテストをもとに、
Goldwave EA MT5 の挙動を整理します。なお、これは将来の成績を保証するものではなく、
本日時点で再現できた範囲の検証結果です。
バックテスト条件(私の検証設定)
- 期間:2005年1月1日〜2026年1月10日(約20年)
- 通貨ペア:XAUUSD
- 初期残高:10,000 USD
- ロットサイズ:固定 0.01 lot
- その他設定:デフォルトのまま
- スプレッド:60ポイント

残高曲線:不自然なほど“きれい”に右肩上がり
まず、残高(Balance)とエクイティ(Equity)の推移は、段差の少ない非常に滑らかな右肩上がりになりました。
いわゆる「集計曲線が美しすぎる」タイプで、視覚的にはかなり魅力的です。
ただし、レビューとして重要なのは“曲線がきれい=安全”ではないという点です。
バックテストでは約定条件や滑りが理想寄りになりやすく、また後述の通り、そもそも特定期間しか取引していないため、
この曲線だけで長期の信頼性を断定するのは危険です。
ドローダウン評価は「%」ではなく、絶対値(USD)で確認
ドローダウンを残高比(%)で語ると、残高やロット設定で印象が大きく変わります。
そのため本記事では、ロット固定(0.01)という前提のもと、エクイティDDの“絶対値”で見ます。
今回の結果では、最大エクイティ・ドローダウン(絶対値)は約 74 USDと小さく、
バックテスト上は非常に安定して見えます(※同条件・同環境での検証結果)。

リスクリワードは良好に見えるが、フォワードとは挙動が違う可能性
バックテスト上は、利益と損失のバランスが比較的整っており、数字だけ見るとリスクリワードも悪くありません。
しかし、フォワード(MQL5シグナル)では損切りが遅く、平均損失が平均利益を上回る形になっていました。
この差は重要です。つまり、バックテストのデフォルト設定と、フォワードで使われている設定(または環境)が異なる可能性があります。
同じEAでも、設定・ブローカー条件・外部フィルタ有無などで挙動は大きく変わるため、
「バックテストが良いからフォワードも同じ」とは考えないほうが安全です。
最大の違和感:2005年開始なのに、取引が始まるのは2018年以降
今回のバックテストは期間を2005年からに設定しましたが、グラフ上、取引が実際に開始されているのは2018年以降です。
つまり、2018年以前の相場に対する性能はまったく評価できません。
考えられる可能性としては、以下のようなものがあります。
- 意図的にバックテスト対象(条件)を制限している
- 特定の価格帯・ボラティリティ環境でしかトレードしない設計
- フィルタ条件が厳しく、過去の大部分は「取引しない」
どれが正しいにせよ、「20年検証」と見せかけて実質は2018年以降の検証になっている点は、
レビュー記事では明確に注意喚起すべきポイントです。
平均損益が小さい:スキャルピングEAの特徴が出ている
統計を見ると、1トレードあたりの損益(平均利益・平均損失)はいずれもかなり小さめで、
値幅を細かく抜くスキャルピング寄りの性格が読み取れます。
スキャルピングEAは、スプレッド・手数料・約定品質(滑り)に強く影響されます。
バックテストが良好でも、実運用(フォワード)で同じ形にならないことが多いため、
フォワード側の「損切りが遅い」「RRが悪い」という特徴と合わせて、慎重に見ていく必要があります。
小まとめ(バックテストから言えること/言えないこと)
- 言えること:バックテスト上は、残高曲線が非常にきれいで、最大エクイティDD(絶対値)も小さく、安定して見える
- 言えないこと:2018年以前の相場に対する性能は評価できず、またフォワードと挙動が異なる可能性が高いため、これだけで安全性は結論づけられない
トレーディングロジックとリスク特性
本セクションでは、開発者が説明している内容(あくまで主張)と、
フォワード取引履歴チャート(白=買い、赤=売り)から読み取れる挙動を整理し、
Goldwave EA MT5 のリスク特性を簡潔にまとめます。結論としては、スキャルピング寄りで稼働環境に強く依存し、
さらにフォワードでは利幅が小さい一方で損切りが遅い傾向が見えるため、継続監視が必須です。
開発者が説明しているロジック(要約)
- トレンドの質やリスク環境を評価し、条件が悪いときは無理に取引しない(待つ)
- グリッド/マーチンゲールのような危険な手法は使わない(これは良い点)
- 複数ポジションで無理に平均建値を動かす設計ではなく、ポジション管理は独立的である、という説明
- 外部フィルタ(ニュース等)や補助ロジックを使う旨の記載があり、バックテストで完全再現できない可能性がある
フォワード取引履歴チャートから見える「狙っている値幅」
取引履歴(白=Buy、赤=Sell)を見ると、基本的に小さな値幅を積み上げるスキャルピングEAの特徴が出ています。
スキャルピングは、スプレッド・手数料・約定スリッページ・サーバの遅延など稼働環境に左右されやすいため、
バックテストの見栄えが良くても、実運用で同じ成績にならないことがあります。

最大の注意点:フォワードでは「利幅が小さいのに損切りが遅い」
フォワード上の挙動として気になるのは、利確が小さい一方で、逆行時はポジションをホールドしがちに見える点です。
このタイプは、損切りを遅く(広く)するほど勝率が上がりやすく、短期フォワードの成績を良く見せられる反面、
まれな大きな逆行(事故)で曲線が崩れるリスクがあります。

バックテストとの違いに注意:同じEAでも設定・条件で“別物”になる
前セクションのバックテストでは、リスクリワードが比較的整って見えましたが、
フォワードでは「小さく勝って、負け(損切り)が重くなり得る」方向の挙動が示唆されます。
この差は、デフォルト設定とフォワード運用の設定が異なる、または外部要因(フィルタや環境差)が効いている可能性があります。

Goldwave EA MT5を徹底検証|高勝率の裏側(RR悪化・設定差)に注意
リスク特性まとめ(購入検討者が見るべきポイント)
- グリッド/マーチンなしは評価できる一方、フォワードの挙動は損切りが遅い可能性がある
- スキャルピング寄りのため、スプレッド拡大・滑り・約定品質で成績が変わりやすい
- 勝率が高く見えても、損切りを遅くすれば短期成績は良く見える(=短期フォワードだけで判断しない)
- 今後は「負け方(1回の損失の大きさ・頻度)」を中心にフォワードの継続監視が必要
総合評価・まとめ
Goldwave EA MT5(GoldWave signal / Shengzu Zhong)について、本日時点で確認できるフォワード(MQL5シグナル)と、
私自身のバックテスト検証結果を踏まえて総合評価をまとめます。
結論
現時点の数字は魅力的に見えますが、短期フォワードで良く見えやすい構造(高勝率・RR悪化の可能性)と、
バックテストとの挙動差が確認できるため、慎重な評価が必要なEAです。
評価できる点(良い材料)
- MQL5でシグナルが公開されており、運用実績を第三者が追える
- フォワードは100トレード以上の約定があり、最低限のサンプルは存在する
- 開発者説明の範囲では、グリッド/マーチンゲールを使わない点は評価できる
- バックテスト上は、曲線が非常に滑らかで、DD(絶対値)も小さく見える
注意すべき点(リスク・違和感)
- フォワードではリスクリワードが悪い傾向が見える(利幅が小さいのに損切りが遅い可能性)。
これは短期フォワードを良く見せやすい典型パターンでもある - バックテストとフォワードで挙動が明らかに異なる可能性がある。
デフォルト設定とフォワード設定が違う、または環境差・外部要因が効いている可能性に注意 - 約20年(2005年〜)で設定したバックテストにも関わらず、実際の取引開始は2018年以降だった。
つまり2018年以前の性能は評価不能であり、「長期検証」としては成立していない - スキャルピング寄りのため、スプレッド拡大・滑り・約定品質に強く左右される。
バックテストが良くても実運用で崩れるケースは珍しくない
まとめ(どう見ればよいか)
- 数字の見栄えだけで判断せず、フォワードの継続監視が前提
- 特に見るべきは「勝率」ではなく、負け方(1回の損失の大きさ・頻度)
- バックテストは参考にはなるが、取引開始が2018年以降に偏っているため、過信は禁物。長期耐性は完全にブラックボックス。
以上より、Goldwave EA MT5 は「現時点の成績は強いが、構造的に短期では良く見えやすく、長期で崩れるリスクも内包し得る」タイプとして扱うのが妥当です。
グリッド/マーチンゲール不使用とされる点は評価できます。一方でフォワードは「利幅が小さいのに損切りが遅い」傾向があり、少数の負けで曲線が崩れるリスクに注意が必要です。